40歳以上の求人のポイント

1.40歳からはリストラと求人が忙しい

 市場のグローバル化は最早当然の事実で、町の中小企業でも海外に原材料を求めたり、工場を誘致したりと、当たり前に海外を視野に入れて事業を展開しています。このことは為替差益によるメリットや安い人件費と原材料、税負担、賃料等様々なメリットがある一方で、いつ、何処からやってくるか分からない経済危機のリスクを抱えています。とはいってもいつ来るかもわからないリスクを避けていては日々のコストメリット等を得ることはできません。地震か
ら逃れて会社丸ごと海外に移転なんてことはそうそう出来るものではありません。それと同じです。
 そこで企業は平素からの態勢固めに走るのです。これには6年程前アメリカに端を発したリーマンショックの影響が根強く残っています。この教訓を活かし、今企業は40代の高いスキル、つまり危機を乗り越えるだけのスキル保有者を求めるようになっているのです。30代のスキルでは足りない、といった感覚を多くの採用担当者は抱いているのです。
 こうした動きと裏腹に最悪のリストラの対象にされ易いのは人件費が高い40代であったりもします。
 このように40代は好不況に左右され易い年代であるといえるのです。

 

2.リストラに強い40代になるために

 先述したように、不況下でも経営危機を乗り越えるだけの人材である40代を求め始めている企業ではありますが、不況下にあっては固定費負担が企業に重くのしかかってくることも事実です。
 一般に経済危機を乗り越え得る高いスキル保有者はこの人件費が高い傾向にありますから、万が一の時、企業は悩みの種となります。未曽有の経済危機がきてもおかしくない時代だから尚更です。
 40歳以上の人材がこうしたリストラの的にされない、というかされ難いためのポイントを考えてみましょう。

 

1)人脈のネットワークがあること
 普段企業は同業者と競合関係にあり、決して仲がいいとはいえません。しかし、同時に同業者ですから同じリスクを共有しているわけです。となれば、最悪の状態に直面したとき、その人脈から強力な経営体質の強化策が生まれることも多分にあるのです。こうした可能性を秘めていることは企業にとっては無視できない魅力です。

 

2)人望が厚いこと
 これはいうまでもありません。会社内で人望が厚ければ、まずリストラしようと思われません。会社は組織ですからその組織の中で注目されている人材を切ることは、会社の重大な損失だからです。ですからこのような人材の首切りは倒産以外にはまず考えられません。給与カットの相談は持ちかけられるかもしれませんが。

 

3.まとめ

 40歳以上の転職において、求人は決して少なくありません。しかしいずれの求人も高いスキルを求めるものになっています。40歳以上の求人が少なかった嘗ての転職市場に比べて豊富にあるということは、それなりに求めるものが高くなったとみるのが普通です。30代よりも最高で10年間、企業は年嵩が増した人材を迎え入れるわけです。その短縮された10年分の企業貢献度合いを挽回できるほどのスキルを求めている、そう考えて臨む覚悟が必要でもあ
るのです。40歳、勝負の時です。

 

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